涼を求めて黒滝の沢へ・・・上流域編
兵庫県養父市大屋町横行・・・黒滝の沢。
2016/07/18
滝友から涼を求めての滝トレッキングに誘われたので参加してきました。
総勢四名、横行の黒滝の沢を上流の氷ノ山大幹線林道、黒滝橋(標高1230m)から入渓しての沢下りです。
前日に降った雨で素晴らしい姿を見せてくれる滝達を見ながら気の合う仲間と梅雨明けの好天の中、沢を下る。
熊生息地で山道無しの沢ですが快適で楽しい一日を過ごす事が出来ました。
これまでに三度訪れている黒滝の沢、一度目は下流からF5の滝まで遡上してビストン、二度目、三度目は上流からのアタックでF6(黒滝)まで下ってピストン。
今回は黒滝橋から下流の入渓口まで一気に踏破です。
先ずは今回の遡行ログと滝位置を示したマップ(国土地理院)です。
08:16、黒滝橋から入渓すると直ぐに斜度のある沢に行き当たるので右岸側を藪漕ぎしながら捲いてクリア。
沢に下りると直ぐにF13の滝(標高1210m)落ち口に辿り着きます。
右岸滝脇を下りる組と藪漕ぎをして捲く組に分かれましたが下る場合は右岸藪漕ぎが正解の様です。
続いてF12の滝(標高1200m)です。
ゴルジュの奥に架かる滝で近寄り難く遠目に観賞するのみです。
右岸を下ります。
最上流の枝沢四の滝(標高1190m)です。
本流赤色滑床の右岸側に架かる滝です。
今回はこの辺りで熊の足跡を発見しました。
F11の滝(標高1160m)です。
左岸枝谷との合流地点に架かる滝です。
枝谷からの流れがメインなのですが如何せん水量が・・・
しかしながら苔生した岩がとても綺麗でした。
F10の滝(標高1150m)です。
ギリギリ滝かなと言う程度の落差です。
右岸側を下ります。
枝沢三の滝(標高1150m)です。
今回の訪問で初めて目にした滝でした。
枝沢入口の小滝。
この小滝の左岸滝脇を上がると30m程上流に架かっている滝です。
F9の滝(標高1125m)です。
滝と言えるかどうか???
F8の滝(標高1115m)です。
小振りではあるが中々の美瀑・・・ちょっと感動ものです。
右岸滝脇を下ります。
滝上から
落ちそうで落ちない大岩が気になります。
枝沢二の滝(標高1090m)です。
滝水の流れも美しいですが周辺の木々の緑が涼感を漂わせていました。
横顔も中々です。
F7の滝(標高1080m)です。
滝水が階段状の岩棚を末広がりに流れ落ちていました。
今回はここまで・・・下流域編は次の記事でお届けします。
「おっ!とっと兵庫」のサイトに関連記事があります。