涼を求めて黒滝の沢へ・・・下流域編
兵庫県養父市大屋町横行・・・黒滝の沢
2016/07/18
前記事に続く黒滝の沢下流域編です。
とは言っても位置的には上流域になりますが・・・
F6の滝、「黒滝」
黒滝の沢で唯一滝名の付いている滝で標高1060m付近に架かっています。
本流と枝沢の合流地点に架かる滝で流石に名前が付くだけあって風格のある滝姿を見せてくれます。
滝前に下りるには左岸の急斜面(ほぼ垂直)を木々に掴まりながら下りる事になります。
安全確保の為補助ロープ等を用意されることをお勧めします。
F5の滝
標高1040m付近に架かる滝で私自身黒滝の沢で一番多くの回数見ている滝です。
滝前に下りるには左岸の急斜面を木々に掴まりながら下りて行きます。
滝前の水深のあるゴルジュ通過に苦労しますがその見返りは十分に頂ける滝です。
右岸滝脇に寄り掛かっている倒木も年季が入ってきて良い仕事をしてくれます。
枝沢一の滝
標高980m付近に右岸枝沢に架かる滝です。
本流から枝沢を50m程遡上した所に架かっています。
黒滝の沢最大落差の滝で滝位置が谷の中間地点辺りになります。
これだけの滝ですから上流も期待して探索してみましたが残念ながら滝は無し・・・でした。
F4の滝
標高950m付近に架かる小振りな二段の滝ですが水の流れの美しい中々の美瀑です。
上段の滝
苔生す岩に真白き滝水・・・癒されますねぇ。
F3の滝
標高812m付近に架かる二段の滝の上段部です。
F4の滝から緩やかな斜度の谷を沢に沿って30分程下ると堰堤があります。
その堰堤の所まで付いている山道を下流側に少し進むと右下にこの滝が見えます。
山道から滝横まで、わりと明確な踏み跡があります。
この滝より下流が連瀑帯となっています。
前回は入渓地点から右岸側を上がりましたが今回は左岸側を沢に沿って下ってみました。
下段の滝
上下の滝の輝度差があり過ぎて仕方なく分離しての撮影になりました。
F2の滝
標高805m付近、連瀑帯の中央に位置する滝です。
樹木に覆われ鬱蒼とした雰囲気の中、轟音を響かせて流れ落ちています。
この滝、何故か記憶に残って無くてとても新鮮でした。
F1の滝
黒滝の沢入渓口に架かる滝です。
標高803m付近、今回の沢下り、〆の滝になります。
滝脇、樹木の合間から垣間見ると・・・
梅雨明けのこの日、涼を求めて黒滝の沢の滝トレッキング。
08:16に黒滝橋から入渓して谷を出たのが14:30。
標高1200mから800mへ・・・標高が下がるにつれ汗が滲み出てきました。
6時間強を要した気の合う仲間4名での沢下り、快適で楽しい一日を堪能させて頂きました。
お誘い頂いた滝友や同行して頂いた滝友に本当に感謝です。
素敵な一日を有り難う御座いました。
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